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一部の耳の病気(耳小骨離断、耳硬化症、真珠腫性中耳炎、聴神経腫瘍、高度感音難聴など)に対しては、手術による治療が有効なことがあります。
耳たぶをのぞき耳の組織のほとんどは頭蓋骨に埋まっていますので、手術は主にドリルを使って骨の中を掘り進んでいきます。
このため目に見えない大切な臓器を傷つけずに手術を行うには充分な経験と細心の注意が必要です。また、奇形や腫瘍によって正常構造が破壊されている患者さん、あるいは小さなお子さんの場合、手術は一層難しくなります。
そこでCAMITでは耳鼻咽喉科と共同で耳科手術用のナビゲーションシステムを開発し、これを実際の手術で用いています。これによって術者は骨の奥にあるまだ目に見えていない臓器の位置を予測することができ、より安全に手術を行うことができます。