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九州大学病院 先端医工学診療部

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腹部

特発性門脈圧亢進症とは

特発性門脈圧亢進症とは

見かけ上、肝臓の機能障害がほとんどありませんが、食道胃静脈瘤が出現します。肝臓内部の細かい血管がせまくなったり詰まったりするのですが、なぜのこのようなことが起きるのか未だ明らかにされていません。

特発性門脈圧亢進症の患者さんの脾臓は非常に大きくなります(下図)。

特発性門脈圧亢進症の患者さんのCT検査所見:脾臓が非常に大きく脾静脈の拡張も見られます。

慢性に経過することが多いので、主な症状として出現する食道胃静脈瘤や脾機能亢進症に対する治療を行います。当診療部では内視鏡や腹腔鏡下脾臓摘出術の技術を駆使して患者さんになるべく負担のかからないような治療を行っています。

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